「旧岩崎邸庭園」は、明治29年に三菱の第三代社長岩崎久彌の
本邸として造られ、現在は都立文化財9庭園の1つです。
洋館・和館、そして庭には撞球室(ビリヤード場)があります。
(ビリヤードは当時上流階級の嗜みだったようですよ!)
今回は外観工事を行っているせいで
正面玄関の象徴的なイスラムっぽい造りが
見えなかったのは残念でした。
また数年前に訪れた時は、建物内部の撮影が禁止されていましたが
最近、平日のみ大丈夫になったとの噂を聞き
一応、スタッフの方に確認したところ
階段での撮影はNGだが、それ以外は平日はOKとのことでした。
やったー!古い洋館は大好物なので良かった!
撮影することを考えて、人が少ないであろう開園直後に入場しましたが
私の他には年配のご夫婦のみという、ほぼ貸切状態でしたので、
撮影をしたい方は平日の開園直後を狙うと良いかもしれません。
横浜山手の洋館もよく行くのですが、
東京に残る洋館は財閥や旧華族の所有していたものが多いので、
建築方法や残る調度類など、
比べると重厚感が違います。
横浜の方は外国の方が仕事のために来日して
滞在するための住まいだったせいもありますが
もう少しモダンでこじんまりとしています。
こうして比較して見てみるのも面白かったです。
写真を撮りながら見ていたので
気づいたら1時間くらいが経過。
洋館に興味のある方にはたまらないです。
旧岩崎邸庭園
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
入園料:一般400円(ぐるっとパス提示で無料)
交通:東京メトロ千代田線「湯島」(C13)下車 徒歩3分
東京メトロ銀座線「上野広小路」(G15)下車 徒歩10分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」(E09)下車 徒歩10分
JR山手線・京浜東北線「御徒町」下車 徒歩15分