Art Reportーアート鑑賞録ー

美術館・博物館・ギャラリーでの展示鑑賞録。

2018-01-01から1年間の記事一覧

光と空気と時間が込められた世界!田原桂一「Sens de Lumière」展。

石に彫刻として命を吹き込まれた作品が光を纏い、撮影を介し、また石へと戻る。光と空気と時間が込められた世界を堪能!

コスチュームジュエリーに特化した「アクセサリーミュージアム」。

閑静な住宅街にあるコスチュームジュエリーに特化した私設美術館。ファッション系に興味のある方なら楽しめますよ!

ふんわりとしていた言葉がざっくりわかる!「超訳 芸術用語事典」。

なんの世界でも専門用語というのがありますが比較的芸術に関する用語は日常生活でも使う頻度が多いかと。しかし、ふんわりとしたニュアンス的なものはわかっていてもその言葉を説明できるかと言えば出来ません!そんな私にピッタリだったのが「超訳 芸術用語…

実はたくさんの作家が描いていた!「くまのパディントン展」。

世界で一、二を争うくらい有名なくま、パディントン。見ればすぐにわかるキャラクターですが、生誕60周年と聞いてビックリ。そんなにベテランだったんだ!

縦写真が撮ってみたくなる熊谷聖司写真展「EACH LITTLE THING」。

熊谷聖司さんの展示「EACH LITTLE THING」はすべてが縦位置。 撮る人の主張というか、どこを注目しているのかがより明確になっているように思います。縦写真が多い人も多くない人も見た後にはきっと縦で撮ってみたくなるのではないでしょうか。

社会科見学にも最適!「江戸東京博物館」。

両国の「江戸東京博物館」。タイムスリップしたみたいに江戸の暮らしや文化、また、江戸から東京へと変わっていった歴史が模型などを交えて見られます。社会科見学にも最適ですよ!

メモを取るなら鉛筆で。

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ご存知の方も多いとは思いますが、 ほぼほぼどこの施設もメモを取る場合は「鉛筆」の使用のみがOK、というお話です。

『「日本絵画」の見かた』を読み始めてみた。

先日「名作誕生」を見に行ったわけですが仏教や古典文学、流派であったり、時代ごとの風俗などを知っていたらもっと楽しめるのかしら、という思いが。そこで買ってしまいましたよ。『「日本絵画」の見かた』。

撮ることによって救われることがあると思った須藤絢乃「幻影」(都市写真展)。

「キャノン写真新世紀2014年グランプリ」を取った須藤絢乃さんの「幻影 -Gespenster-」が21_21 DESIGN SIGHTで開催の都市写真展に展示されると聞いて絶対に見に行かなければと・・・。

日本美術のルーツを訪ねよう!「名作誕生」。

キャッチコピーに「美の家系図を見るようです。」とあるように日本美術のルーツを訪ねるような特別展「名作誕生 つながる日本美術」展を見てきました!

キュビズムの創始者!「ジョルジュ・ブラック展」。

キュビズムと言えば誰でも思い浮かぶのは「ピカソ」だと思いますが、そのキュビズムの創始者がジョルジュ・ブラックだそうです。

刀がこんなに美しかったなんて!「刀剣博物館」。

刀がこんなに美しかったなんて!とにかく展示品は刀です。刀しかありません。私は特に今流行の“刀がらぶ”な人という訳ではないので楽しめるかなー、とちょっと心配だったのですが、かなりじっくりと見入ってしまいました。

描くことに貪欲!「すみだ北斎美術館」。

2016年に開館「すみだ北斎美術館」。当時はテレビなどで入場待ちの大行列を見ていたので混雑が緩和されたら行こうと思っていたらあっという間に2018年!今回は常設展のみ楽しんで来ました。

図録が買い!「プーシキン美術館展」。

モスクワのプーシキン美術館からフランスの近代風景画65点が展示されているプーシキン展。日本人にもお馴染みの画家の名前がずらり。難しいことを考えず、肩ひじ張らず愉しめるのではないでしょうか。

とにかく告知用ポスターになっている「少女」が見たかった「人間・高山辰雄展」。

告知用のポスターになっている「少女」があまりにも印象的で、とにかく実物を見たいという一心で行って来ました「人間・高山辰雄展」。

異色のアミューズミュージアム。決してきれいごとではない人の「営み」の世界「美しいぼろ布展」。

公式サイトを見ると「布文化と浮世絵の美術館」と書いてあるのですが一体、どんな美術館なんだろう。いっぱい頭にハテナマークを抱えつつ、今回の企画展「美しいぼろ布展」に行って来ました!

目の前にあるものから「美」を見出す「『光画』と新興写真」展。

GWの最後にすべりこみで見てきた「『光画』と新興写真」展。光画とは、1932年から1933年まで発行されていた写真同人雑誌のことだそうです。では「新興写真」とは?

ヨシダナギ×NAKED「Sing-Shing!」と写真展「HEROES」は躍動と荘厳と風の調べ。

西武渋谷店で開催中のヨシダナギさんの写真展に行って来ました!撮影された少数民族の方たちのカッコいいこと!美しいこと!

展示会場では身軽になろう!

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ゆっくりと展示を楽しむなら身軽がイイですよ!!というお話です。

西洋絵画はキリスト教と神話とモチーフが肝。

「怖い絵のひみつ」という本を読んで、キリスト教や神話を題材にした絵画にはルールみたいなものがあるのを知りました。それまでただ眺めていた絵がまったく別の意味を持って存在しはじめて「もっと知りたい!!」って興味がむくむくと。

没後50年を記念した「藤田嗣治 本のしごと」展。

描かれた絵だけを見ていたら、とても日本人が描いたとは思えない、と感じるのは私だけでしょうか。 日本人なのに日本人ではなく、フランスに帰化してはいますがフランス人でもない。でも日本人として世界に行きたいと願った人。

自分が夢中になれる何かを考えてみる機会に「チャペック兄弟と子どもの世界」。

画家である兄のヨゼフ、文筆家の弟のカレル。チェコのチャペック兄弟の子どもをテーマにした展示です。告知に使用されている「花を持つ少女」の作品がとても印象的で可愛らしかったので他の作品も見てみようと思い足を運びました。

八木香保里写真展「草のね」は物言わぬ草への共感と賞賛。

写真を撮らない人から見たら「それを撮るの?」というリアクションになりそうな草の写真。撮られた小さな草たちは、派手なパフォーマンスはないけれど確実に堅実に一歩一歩踏みしめて歩む姿の八木さんを想像させます。

重要文化財の帆船日本丸と横浜みなと博物館。

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今年度から、ぐるっとパスが利用できるようになった「帆船日本丸/横浜みなと博物館」。一応、地元民なので過去に何度か行ったことがある場所ではありますが、お散歩気分で回ってきました。

ロココ時代から現代までのドレスの変遷「ヨーロピアン・モード」展。

マリー・アントワネットでおなじみのロココ時代から産業として量産されていくようになった現代までの変遷をドレスの展示を通して紹介している「文化学園服飾博物館」のヨーロピアン・モード展に行って来ましたよ。

どこまでも本物に近い精巧なミニチュアワールド田中智「Face to Face もっとそばに」。

とにかく小さい。かわいい。本物そっくり。見ているだけでウキウキと心が躍る 田中智さんのミニチュアワールド「Face to Face もっとそばに」展に行って来ました!

宗教画のようにも見えた風景画「ターナー展」。

ターナーという名前を今回初めて知ったのですが、それは新宿の地下で見た広告ででした。パッと見た印象は、風景画なのに宗教画のように見えて、これは実物を見てみないと!と思ったのです。

吉川かおり「彼方」展、メルヘンとリアルの狭間の居心地の良さ。

粘土でこんなにも細かく温かみのある動物が創れるなんて!と驚いたのが去年の秋。GalleryCamelliaさんで開かれていた、吉川かおりさん主宰のクレイアニマル教室の作品展でした。

富や権力の象徴だったレース作品「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」。

レースと言われてパッと思いつくのは 「テーブルクロス」とか「礼装用のハンカチ」くらいですが、イタリア、フランス、イギリスの王室、皇室由来の襟やカフス、総レースのドレスなど溜め息ものです。

サラ ムーン写真展「巡りゆく日々」は溶けて終末に向かうようなひとひらひとひらだった。

会場の白に相反するようなザラザラとした質感のモノクロ作品は私には心地良く、どんどんと絵に引き込まれました。まるで自分もその絵の中に溶けていってしまいそうなくらいに。