今日は「Re又造」展に行って来ました!
日本画家であり版画家でもある加山又造。
でも私にはちょっと
日本画の人というイメージとは違うんですよね。
多分、子どもの頃に見たと思われる
「黒い薔薇の裸婦」が強烈に印象に残っているからだと思います。
どうです?このモダンな感じ。
天野喜孝さんっぽい(いや加山さんの方が全然先に生まれてますけど)。
今回の展示では、本当に大きな大きな作品が大半。
その大きな作品を間近で見ると
ディテールが丹念に丹念に描かれているのがわかります。
一本一本の線に、その色に
惜しみなく自分自身を打ち込んでいるよう。
「伝統」っていうと「こうあるべき」と
頑なに守らなければいけないもののように思いがちだけれど
実は新しいものも取り入れて変化をしてきた
積み重ねのことを言うんじゃないかと。
描きたいものがあって、その最適解を探し求めた情熱の結果が
伝統的でもあり自由でもあり、
大胆でもあり繊細でもある。そういう風に感じました。
自分自身を打ち込む対象への優しい眼差しもあって
とてもいい展示を見たなぁと。行って良かった!おすすめです!!
ちなみに館内は携帯端末やスマートフォン、
タブレット端末であればすべて撮影可能です。
今回掲載の写真はすべてiPhoneで撮りました。
Re又造展
開催場所:EBiS303 イベントホール
会期:2018年4月11日(水)~ 5月5日(土・祝)
開館時間:午前11時~午後20時(金・土曜は午後8時まで)
入館は閉館30分前まで
休館日:開催期間中無休
入園料:一般2,000円
交通:JR恵比寿駅東口から徒歩約3分(約250m)
地下鉄日比谷線恵比寿駅1番出口から徒歩4分