Art Reportーアート鑑賞録ー

美術館・博物館・ギャラリーでの展示鑑賞録。

没後50年を記念した「藤田嗣治 本のしごと」展。

描かれた絵だけを見ていたら、とても日本人が描いたとは思えない、と感じるのは私だけでしょうか。 日本人なのに日本人ではなく、フランスに帰化してはいますがフランス人でもない。でも日本人として世界に行きたいと願った人。

自分が夢中になれる何かを考えてみる機会に「チャペック兄弟と子どもの世界」。

画家である兄のヨゼフ、文筆家の弟のカレル。チェコのチャペック兄弟の子どもをテーマにした展示です。告知に使用されている「花を持つ少女」の作品がとても印象的で可愛らしかったので他の作品も見てみようと思い足を運びました。

八木香保里写真展「草のね」は物言わぬ草への共感と賞賛。

写真を撮らない人から見たら「それを撮るの?」というリアクションになりそうな草の写真。撮られた小さな草たちは、派手なパフォーマンスはないけれど確実に堅実に一歩一歩踏みしめて歩む姿の八木さんを想像させます。

重要文化財の帆船日本丸と横浜みなと博物館。

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今年度から、ぐるっとパスが利用できるようになった「帆船日本丸/横浜みなと博物館」。一応、地元民なので過去に何度か行ったことがある場所ではありますが、お散歩気分で回ってきました。

ロココ時代から現代までのドレスの変遷「ヨーロピアン・モード」展。

マリー・アントワネットでおなじみのロココ時代から産業として量産されていくようになった現代までの変遷をドレスの展示を通して紹介している「文化学園服飾博物館」のヨーロピアン・モード展に行って来ましたよ。

どこまでも本物に近い精巧なミニチュアワールド田中智「Face to Face もっとそばに」。

とにかく小さい。かわいい。本物そっくり。見ているだけでウキウキと心が躍る 田中智さんのミニチュアワールド「Face to Face もっとそばに」展に行って来ました!

宗教画のようにも見えた風景画「ターナー展」。

ターナーという名前を今回初めて知ったのですが、それは新宿の地下で見た広告ででした。パッと見た印象は、風景画なのに宗教画のように見えて、これは実物を見てみないと!と思ったのです。

吉川かおり「彼方」展、メルヘンとリアルの狭間の居心地の良さ。

粘土でこんなにも細かく温かみのある動物が創れるなんて!と驚いたのが去年の秋。GalleryCamelliaさんで開かれていた、吉川かおりさん主宰のクレイアニマル教室の作品展でした。

富や権力の象徴だったレース作品「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」。

レースと言われてパッと思いつくのは 「テーブルクロス」とか「礼装用のハンカチ」くらいですが、イタリア、フランス、イギリスの王室、皇室由来の襟やカフス、総レースのドレスなど溜め息ものです。

サラ ムーン写真展「巡りゆく日々」は溶けて終末に向かうようなひとひらひとひらだった。

会場の白に相反するようなザラザラとした質感のモノクロ作品は私には心地良く、どんどんと絵に引き込まれました。まるで自分もその絵の中に溶けていってしまいそうなくらいに。

永岡かずみ「現れる」展は季節の始まりを感じた。

すでに会期は終了してしまいましたが、 銀座、奥野ビル5階にあるGalleryCamellia(ギャラリーカメリア)さんで開かれていた永岡かずみさんの「現れる」展を見てきた感想です!

絵画史上、最強の美少女がやってきた「ビュールレ・コレクション展」。

「絵画史上、最強の美少女(センター)」このコピー、さすがに盛り過ぎではないですか?って思っていたんですが やっぱり美少女でしたねぇ。

大正初期のモダンな版画展「浮世絵モダーン」。

今回行ったのは「町田市立国際版画美術館」。版画を中心とした美術館です。 大正初期の作品が中心の「浮世絵モダーン」。を見てきました!

「Re又造」展は伝統と自由と大胆と繊細。

今日は「Re又造」展に行って来ました!日本画家であり版画家でもある加山又造。でも私にはちょっと日本画の人というイメージとは違うんですよね。

借りて良かった音声ガイド。

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実はこれまで美術館や博物館で音声ガイドを借りたことがなかったんです。が、ついに先週のプラド展に行った時に借りてしまいました。

美術館・博物館情報は新宿の地下で。

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通勤で通る新宿の地下で何より楽しみなのが通路に貼られる「広告」です!特に京王モールアネックスのあたりは、ある一帯が美術館・博物館の告知板のようになっていて情報がとても充実。

NHKスペシャルでもおなじみの「人体展」。

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NHKスペシャルでもおなじみの「人体」。それと連動した「特別展 人体-神秘への挑戦-」に行きましたよ。正直、理科系が得意なわけでもなく話題になっているからくらいの軽い気持ちだったので見て理解できるかな、とちょっと心配でした。

ハチクロで森田君が描いた朦朧体を思い出した「横山大観展」。

横山大観というと私の中では北斎の次に富士山の人というイメージなんですが、説明文に「朦朧体」と見た時は「あ!ハチクロで森田君が醤油で龍を描いてたアレか!」みたいな。

凛とした高い品格「序の舞への系譜」。

一番好きな画家は、と聞かれたら 迷わず上村松園と答えるでしょう。 松園の描く女性はどれも凛として品があり強くしなやかに見えます。 「序の舞への系譜」では、江戸時代から昭和前期の序の舞が描かれたころまでを様々な作家の描く美人画で辿っています。

現実世界に基づいて描くベラスケス「プラド美術館展」。

国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展」。正直、プラド美術館も この美術館展の目玉である画家ベラスケスもまったく知りませんでした。一緒に展示されているルーベンスやブリューゲルは知っていましたが西洋美術史上でも秀でた存在だったとは。

都立文化財9庭園の1つ「旧岩崎邸庭園」。

都立文化財9庭園の1つ「旧岩崎邸庭園」は、重厚な建築と調度類が見どころ。 平日は写真撮影可能なので人のあまりいない開園直後がおすすめです。